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2005年8月29日 (月)

博士論文執筆状況(8月末現在)

お盆休みをはさんで、かなりの日数がたってしまったが、その間に論文執筆を進めることができた。その「進めることができた」というのは、量的にというよりは、むしろ質的にである。

まず博士論文のタイトルであるが、次のようなものに変更することにした:

F・A・ハイエクの政治思想--自生的秩序に潜む〝反市場的な自然感情〟

次に章構成であるが、当初は全部で五つの章にするつもりだったが、思い切って整理して、四つの章にすることにした。具体的には次のとおりであるが、第四章についてはまだ仮題である:

はじめに--本稿の目的

第一章 全体主義批判--〝市場さもなくば隷従〟

第二章 自由主義論--その二元的構造

第三章 文化的進化論と議会制改革論--市場秩序を脅かす反市場的な自然感情

第四章 ハイエクの現代的意味--グローバリズムはハイエクからの帰結か?

当初は議会制改革論について、ハイエクの分配的正義批判とセットにして(つまり『法・立法・自由』の第二巻と第三巻の議論をセットにして)、独立の章を設けて、第四章として論じるつもりだったが、いろいろと試行錯誤した末に、思い切って整理し、第三章のなかの一つの節に組み入れたのが、大きな変更点である。

そんなわけで、第三章までをおおよそ書き上げることができた。あとは、私のハイエク解釈を現代の世界情勢分析にどのように応用するか、である。それが第四章になる。

いよいよ佳境に入ってきた感があるが、ここまできたら、もうあとはゴールに向かって突き進むのみである。頑張るべし!!

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