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2006年1月18日 (水)

結論補強の必要あり:また時事問題を取り上げます

推敲・加筆・修正を続行中の博士論文草稿だが、その結論部分について、もっと補強する必要性を感じるようになった。

この草稿の構成は序章+四章+終章の全六章構成だが、この終章は、以前に書いたある論文を踏襲したものだ。ところが、これを今回、博士論文の終章に組み込むに当たっては、その結論部分を、草稿全体の議論を踏まえ、かつ現代の国際情勢に照らし合わせつつ、もっと大幅に補強すべきだと思うようになったのである。というのも、今のままでは、この博士論文草稿を締めくくるには、少々弱い--尻切れトンボとなってしまっている--という印象を拭えなくなったからである。

だとすると、この結論部分をもっと生き生きとしたものにするためには、やはり新たに書き下ろさなければならなくなるわけだ。どうやら、博士論文草稿の完成目標を「今月末まで」へと延長しなければならないようである。

というわけで、ここのところずっと、本欄ではもっぱら「研究プロセス」のカテゴリーに属するような記事ばかりとなっていたが、このあたりでまた、最近の国内・国際情勢の趨勢をめぐって気になってきたことを、博士論文草稿への下書きのために、本欄に書いていくことにしようかと思っている。

特に気になっていたのは、国際情勢で言うとWTO香港会議の結果であり、またそれを考えるために精読すべき文献としては、ロバート・ギルピン『グローバル資本主義:危機か繁栄か』(古城佳子訳、東洋経済新報社、2001年[原著2000年])である。

また、わが国の国内情勢で言うと『希望格差社会』や『下流社会』と題された書物がベストセラーになり、「勝ち組・負け組」といった言葉がやたらと使われるようになった社会風潮であったり、また昨日より大きく報道されるようになったライブドア問題に象徴されているような投機経済の問題であったり、である。

本欄の記事について振り返ってみると、時事問題について書いていたのは、せいぜい9月までであり、それ以降はもっぱら「研究プロセス」についてだったように思うので、9月まで本欄の時事問題についての見解を読んで下さっていた読者諸賢には、もしかすると退屈な思いをさせてしまっていたかもしれない。

数日前に、試しに私の名前(山中優)を入力して検索エンジンで検索してみたら、リンクの可否について私に直接聞いてくださった方のブログにばかりではなく、私の知らないところでも、その他のいくつかのブログに本欄へのリンクが貼られていたので、我ながら驚いたものであるが、そのような読者の皆様におかれては、昨年の秋以降、本欄を興味深く読まれた方々は少なかっただろうと思う。私としても、博士論文執筆に専念している間も、もちろん、数多くの時事問題について大いに気になっていたのであるが、それについて本欄に書く時間を取れないでいたことについて、どうかお許し願いたい。

ともあれ、本日以降またしばらくは、私の博士論文の執筆に関係し、その結論部分を補強するために必要な時事問題について、本欄に書き綴っていくことになろうかと思うので、お付き合いいただければ幸いである。

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2006年1月17日 (火)

博士論文まだ完成せず:ただいま推敲・加筆・修正を続行中

1月9日の本欄で「博士論文草稿完成」と宣言してしまったが、どうやらそれは勇み足だったようである。というのも、読み直してみると、どれも細かい点ばかりとはいえ、加筆・修正すべき箇所がたくさん出てきたからである。

完成間近となって「はやく完成させてしまいたい」という焦りが出ていたが、それは誤りであった。

授業の方では学期末を迎え、単位認定のための学生の小テスト答案の採点作業-かなりの量である-も行なうべき時期にさしかかってきた。何かと多用になるが、時間を有効に使って、喜んで前に進んで行きたい。

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2006年1月 9日 (月)

博士論文草稿完成

今日までの正月休みを利用して、博士論文の作業をほぼ終えることができた。その間、論じたいことを正確に伝えるために必要な加筆・修正・削除を行なってきたが、それを序章から終章まで、ひと通り行うことができたのである。

またこれを全部プリントアウトして、細かな表現上のチェックのための推敲を行う必要はあるだろうが、基本的には、ほぼ完成したといってよいだろう。

原稿枚数は、結局、全部で400字詰原稿用紙にして約347.5枚(つまりほぼ350枚)となった。本文のみができてから脚注作成に取り掛かる前に行なった予想枚数とほぼ一致している。

この原稿を仮製本して学位請求論文として提出することを先にするか、あるいはまずは出版し、その出版したものを学位請求論文として提出するかについては、まだ最終的な決断はしていないが、とっくに博士課程の三年間を博士号を取れないままに(研究指導認定退学という形で)終えてしまっている私としては、(いわゆる「課程博士」ではなく「論文博士」を目指すことになるわけだから)おそらくは後者の「まず出版する」という道を選ぶことになるだろう。すでにある出版社の編集部の方から声を掛けていただいているのも、非常に有難いことである。

とはいえ、まだ油断は禁物である。望ましいのは、出版社への脱稿前に、然るべき研究者の方にこの草稿を読んでもらうことだ。というのも、そうすることで有益なコメントをいただくことが考えられるからである。それはまた、思わぬミスを未然に防ぐにも必要なことだろう。お引き受けいただけるかどうかは分からないが、ある研究者の方に、この草稿を読んでいただくことをお願いしてみようかと思っている。もちろん、その前に、私の恩師の教授に「草稿完成」のご報告をまずはしなければならない。

ともあれ、今日までの正月休みの間に、何とか論文を仕上げることができたことは、非常に大きな収穫である。とはいえ、その代わりに、明日の夕方から始まる授業の準備をすべて後回しにしてしまったため、明日の午前中には急いでその準備に取り掛からなければならないが、論文を完成させることができたことで、授業の準備にも快く取り掛かれることだろう。頑張るべし!

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2006年1月 4日 (水)

脚注作業:第四章まで終了

今日、博士論文の第四章までの脚注作業を終えた。マラソンで言うと、いよいよゴールテープのある競技場のトラックにさしかかった、といったところだろうか。

あとは、終章の脚注作業と、論文全体の細かな最終チェックである。気持ちがはやるのを感じるが、油断は禁物である。最後まで気を抜かずに、作業を精密に進めねばならない。

とはいえ、ここまで進んで来れたことには、やはり感慨深いものがある。この正月休みにまとまった時間が取れるのを最大限に活用して、一気に完成させたいと思っている。

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2006年1月 3日 (火)

今年の目標:「時間のさらなる有効活用」

新年が明けた。昨年四月に父が他界して喪中なので、今年は静かな正月を迎えている。

今年の目標にしたいのは、「時間の有効活用」である。これまでも心掛けてきたつもりではあったが、振り返って考えてみるとまだまだ足りない面が多々あったので、今年はさらに時間を有効活用できるようにしたいと思っているのである。

具体的には、手帳に、ただ単に仕事上のスケジュールを書き込むだけではなく、仕事その他をこなしていく上での自分の段取りも書き込んでいくことにした。たとえば、今日で言えば、「9:00-12:00 論文執筆」「13:30- 寒中見舞いハガキ作成」といった具合である。

実際には、今日の計画のひとつたる「寒中見舞いハガキ作成」は15:00-にズレこんだが、全く何も計画していない中での行き当たりばったりではなく、元の計画があるなかでの計画変更だから、気持ちの余裕は全然違うのである。

考えてみると、厳密な意味で「何もしていない」時間帯はない。食事にしろ、入浴にしろ、睡眠にしろ、必ず「何か」をしているわけである。

他方、やりたいこと、そしてやるべきことの種類も数多い。例えば、「論文執筆」「授業準備」「英語」など。同じ「英語」のカテゴリーに属することでも、いくつかのサブカテゴリーに細かく分けるならば、「ECCレッスンの予習」や「英字新聞の購読」もあれば、昨年10月頃からやりはじめた、「大西泰斗、ポール・マクヴェイ著(DHC教育事業部発行)“English Brain Force <Story A> <Story B>”による文法学習:ネイティヴの言語感覚という深部にまで降りていって、生きた文法をマスターしようという教材による文法学習」もあるし、また「英語映画DVD鑑賞による英語学習」も今年からやってみようと思っている(手始めに「デイ・アフター・トゥモロー」DVDを年末に買ってある)。

それに加えて、できるだけ家事を手伝うこと、子育てを妻とともに行なっていくことも、一人の夫として、父親として、していきたいことだ。

そのような、たくさんある「やりたいこと」「やるべきこと」を頭の中だけで

「あぁ、あれもしなきゃ、これもしなきゃ。でも、あれもしたいし、これもしたい……ああ忙しい!!」

--と嘆いているだけでは、そしてやるべき仕事に(精神的に)少しでも追われるようなことがあるならば、やはり精神衛生上もよくないだろう。

これまでの仕事ぶりの能率が悪かったというわけではない(と信じている)が、もっともっとその能率を上げたいし、何よりも、気持ちの面で「仕事に追われる」ことが少しでもあるようなことは、この際なくしたい。そうではなく、もっとこちらから進んで「仕事を追いかけたい」のである。心の余裕を持ちながら、悠々と…。

そこで、手帳にこれまでは何も書かれていず空白になっていた一日一日の時間帯の欄に、自分の段取りも(色を変えて)書き込んでいき、その計画に沿って時間を使っていくことによって、1週間単位、1ヶ月単位、3ヶ月単位、半年単位、そしてひいては1年単位…等々で眺めてみれば、たくさんある「やりたいこと」「やるべきこと」が同時並行的に進んでいき、継続してそれらが着実に積み重ねられていくことで、いつの間にか、それらがすべて順調に出来ていく。そのような生活のリズムを--これは以前から目指してはきたものだったが--それを今年は万全のものとして定着させたいのである。

このようにしていけば、ある日のある時間帯にすることを計画していたこと(A)に取り組む場合に、その他の「やるべきこと」(BやCやD、その他もろもろのこと)を「あぁ、あれもしなきゃ、これもしなきゃ…」と思い煩うことなく、その日のその時間帯には A という作業に専念できるわけである。というのも、別の日の別の時間帯に、B、C、D…に取り組むことを、すでに計画してあるから、「Aに取り組んでいるために、B、C、Dができない…」といった心配をせずに済むことになるからである。

つまり、たくさんのやるべきこと、やりたいことA・B・C・D・E…を、スケジュールの中でうまく編み合わせていくことだ。

こうしていくことで、「継続は力なり」という格言を、たくさんある「やりたいこと」「やるべきこと」の全てにおいて、同時並行的に実現していきたいのである。

そんなわけで、今年の目標は「時間の(さらなる)有効活用」、今年の座右の銘は「継続は力なり」、そしてそのための方法は「種々の仕事の上手な編み合わせ」である。

そのような目標からすれば、年が明けてからのこの三日間の過ごし方は、なかなか順調な滑り出しであった。この調子でこれからも過ごしていき、より一層充実した一年にしたいと思っている。

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