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2006年7月26日 (水)

脚注修正作業で忍耐力を発揮中

今日の午前中は自宅で仕事をしている。午後からは大学に行き、試験の採点と、会議の予定である。

自宅では、例の脚注修正作業を行なっている。文献名をいちいち挙げていたのを、参考文献リストを作っておいて、脚注では[Hayek, 1960]のように出典を書き換える作業である。

これはまことに地道な作業だ。本文を書くときとはまた違った忍耐や持続力、また緻密性が要求される。しかし、地道ながらも大変重要な作業である。というのも、注は本文中の議論を裏付ける根拠となる出典を示す場所だからである。もしも注に挙げた文献やその頁数の情報に誤りがあると、本文の論述の土台が一挙に崩れてしまう。したがって、創造性はなく一見退屈だが、非常に重要な作業である。

もしもこれを、完成を性急に追い求める心境で行なっていたら、誠にイライラする作業となっていたことだろう。華やかさのない、非常にこまごまとした仕事の連続だからだ。

しかし、その過程を楽しむ心境で取り組んでいると、また別の味わいがしてくるから不思議である。つまり、忍耐力や緻密さといった美徳を発揮できるすばらしい機会だと思えるようになるのである。そうすると、作業に取り組んでいるプロセス自体を楽しめるようになってくる。

私は基本的に冷房は使わず、扇風機を回しているだけだから、汗もいっぱいかくが、慣れるとかえってこれぐらいの方が体に力がほどよく入ってよい。冷房がついていると、生気を吸い取られていく感じがして、脱力感に襲われてしまうのである。

そんなわけで、今日の午前中には、この脚注修正作業で、忍耐を発揮することが出来たことを嬉しく思う。午後からは、採点作業で--これまたなかなか神経を使う地道な作業であるが--同じように忍耐を発揮していこうと思う。

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コメント

こんにちは。初めてのコメントです。。
今回のテスト・・・訳ありで勉強できず・・・。
まったくわからんちんぷんでした。汗汗汗
ハィ。再試気合いれて頑張ります。
先生ごめんね。。。

投稿: inada | 2006年7月26日 (水) 16時59分

inadaさん、

そうでしたか、それは残念でしたね…。もう済んだことは仕方ないですから、気持ちを切り替えて、どうぞ次は頑張って下さいね。

投稿: 山中 | 2006年7月26日 (水) 18時30分

こんばんわ☆昨日はありえない教科の山だったので徹夜になり、今もフラフラしてます(笑)明日は人権で最終なので、帰宅次第倒れようと思っています。
先生も神経をたまには休めてくださいね。何かいつも頑張ってらっしゃるので…

投稿: N.ゆかり | 2006年7月26日 (水) 22時16分

N.ゆかりさん、

試験もいよいよ大詰めですね。最後まで頑張って、終わったあとはゆっくり休んでください。私も休むときにはちゃんと休んでいますので、ご安心を…。コメントありがとう。

投稿: 山中 | 2006年7月27日 (木) 08時38分

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