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2007年1月24日 (水)

寒さにも感謝

これまでの私は、冬の寒さが苦手だった。つまり、今までの私には、寒さは、ただ単に“耐える”対象でしかなかったのである。

ところが、その寒さに対する苦手意識が、昨日の朝、少し解消できたように思う。というのも、その朝に、「寒さの効用」に気付いたからである。その「寒さの効用」とは、眠気を感じている体をシャキッ!とさせてくれ、眠気を吹き飛ばしてくれる、という効用である。

そのことが分かったのは、昨日の朝起きて、まだ眠気を感じつつも、暖房でほんのり暖かい寝室から起きて、まだ暖房を効かせていない私の書斎部屋に移り、パソコンでちょっとした作業をしているときだった。

私の書斎部屋では、小さな電気ストーブを暖房に使っているだけである。冷暖房のエアコンが備え付けられてはいるのだが、最近ではめっきり使わなくなった。電気代がもったいないのと、エアコンでは空気が乾燥してしまうため、のどによくないからである。したがって、私の部屋は、冬はいつも、少しだけだが、ひんやりとしているのである。もちろん、綿入れを羽織るなどして、体を冷やさないようにはしているのだが、小さな電気ストーブを使っているだけだから、部屋全体が暖まることはないのである。

実をいうと、これまでの私は、冬の季節になると、この自分の部屋に行くのが少し億劫になっていた。寒いのが苦手だったからである。必要があればもちろん行くのだが、それにはいつも、ちょっとした気合いが必要だったのである。

しかし、昨日の朝に、いつものように少しひんやりした自分の部屋の中で作業をしているうちに、いつの間にか眠気が吹っ飛び、頭がシャキッとしている自分に気がついて、今更ながら驚いたのであった。「あぁ、これが寒さの効用だ!」と分かったのである。これまでも、そのような経験はしていたとは思うのだが、これまではそれが素晴らしいことだと気付かなかったのである。

それにしても、なぜ今になって初めて、こうした「寒さの効用」に気付いたのだろう…と考えてみた。それで分かったことは、この冬のあまりの“暖かさ”が、私に地球温暖化の心配をさせていたことだ。「この時期ならもっと寒くなっているはずなのに…」という思いが募り、例年の寒さを恋しがる自分になりつつあったのである。だからこそ、今になって初めて、「寒いのもありがたい」と気付いたのであった。

もちろん科学的には、今年の暖冬が単発的なものなのか、それとも実は徐々に進行しつつある地球温暖化=気候変動の兆候の一つなのか、そのどちらなのかについては、まだ結論が出されていないことだろう。私自身、願わくば、この暖冬が単発的なものであってほしいと思う。しかし、おそらくは、地球温暖化=気候変動の前触れと覚悟しておいた方がよいだろう。その方が、今後必要であるはずの対策について、より真剣に考えることができるからである。

そのようなわけで、これまでは寒さを苦手と思っていた私だったが、これからは“寒さ”にもっと感謝していきたいと思う。

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