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2007年2月27日 (火)

博士号取得へ向けて

昨日の午前中に、私の母校である京都大学大学院法学研究科の事務室を訪れた。拙著がまもなく出版される予定だが、その拙著を博士学位論文として提出することになるので、その際に必要な申請書類の様式をもらうためである。

考えてみれば当たり前のことだが、申請に当たっては、履歴書や論文要旨など、ちゃんとした書類を用意することになっている。その用意すべき書類のリストや、書類記入に当たっての注意事項を読んでいると、気の引き締まる思いがした。

かつて私は大学院の博士課程時代に、達成したい大きな目標として、3つのものを掲げたことがある。それは、博士号、就職、それに結婚である。この3つの目標を大学院生仲間にも公表し、「この3つが、はたしてどの順番でかなっていくことになるか?」とか、「結婚するなら、どんなタイプがいいのか?」などといったことを話の材料にして、大学生協食堂で冗談を言い合ったものである。

この3つのうち、まず最初にかなったのは就職で、平成10年(1998)4月に皇學館大学・社会福祉学部で政治学担当の専任講師となることができた。平成14年(2002)4月には助教授となって現在に至っている。次に実現したのは結婚で、同年9月に現在の妻と結婚し、おかげさまで、それ以来ずっと幸福な家庭生活を送ることができている。翌年9月には女児を授かったが、その娘の発育も順調で、昨年9月に3歳となった。早いもので、この4月からは3年保育で幼稚園に入ることになっている。

こうして最後に残ったのが博士号である。それもいよいよ、具体的に申請に向けて動き出せる段階を迎えることになった。上記の3つの目標を持つようになったのは、たしか平成8年頃だったから、それからもう10年以上も経ったことになる。

いざ博士学位論文の提出を具体的に意識し始める段になると、「これが一体どんな評価を受けることになるのだろうか?」とか、「口頭試問ではどんな質問がされるのだろうか?」といったことが、にわかに頭に浮かんできて、多少不安にならないでもない。だが、今さら躊躇していても始まらないので、勇気を持って、必要な準備を着実に進めていきたいと思う。

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コメント

山中先生へ

運というのは何なのでしょうね。こればかりは僕にもわかりません。でもスポーツ選手でも試合で上手く行っても私生活が享楽的で周りに迷惑をかけているという人もいます。だから誠実に生きることも大事だと思います。

前向きに、とはいっても世間で日本の景気は良くなった、とか言っている経済評論家のような浅はかなオプティミズムに浸ることはできないですが、こちらとしてはどんなに大変な状況でも大丈夫とい最後の一線のオプティミズムみたいなものは持っています。

博士号取得できるといいですね。でも僕は山中先生が大変健全な人でいい先生であるということを知っています。それと同時に僕はオックスフォードで博士号を取りながら人間としては尊敬できないという人も知っています。言葉は悪いですが「こいつ僕よりアホじゃないのかな・・・」と思う時もあるぐらいです。ですので僕は山中先生のパーソナリティーは本当に大切にすべき類まれな資質なのではないかと思っています。もちろん博士号取得と研究者としての成功は願っていますが。

投稿: スメルジャコフ | 2007年2月27日 (火) 23時45分

スメルジャコフさん、

> 僕は山中先生のパーソナリティーは本当に大切にすべき類まれな資質なのではないかと思っています。

ありがとうございます。光栄です! これからも頑張りますね。

投稿: 山中 | 2007年3月 1日 (木) 22時27分

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