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2007年4月 8日 (日)

新入生セミナーでの言葉

昨日の正午すぎに、新入生セミナーを終えて帰ってきた。1泊2日の間に新入生が互いにかなり打ち解け合った様子を微笑ましく見守っていた。補助のために参加してくれた上級生諸君もよく働いてくれたし、国立青少年自然の家の職員やボランティアの方々にも、クラス別レクリエーションで随分とお世話になった。この場を借りて、心よりお礼を申し上げたい。さらには、このセミナーでは1年生の各クラス(5つ)より、2名のクラス委員と、2名の選挙管理委員をさっそく選出してもらったが、そのクラス委員・選挙管理委員を引き受けてくれた計20名の新入生諸君には、心から賛嘆の拍手を送りたい。

そのセミナーの最後に、学生委員長として一言述べる機会があった。そこで新入生諸君に述べた要点は次の3点である:

①初心を忘れずに大学生活を送ってほしい。

②思いやりの心をもちましょう。

③何か疑問に思うことがあったら、一人で悩まずに気軽に相談して下さい。私たち学生委員会は、みなさんの大学生活が思い出に残る素晴らしいものとなるよう、支援していきます。

新入生諸君は、新たなスタートを切るにあたって、やはり新鮮な気持ちを抱いていることだろう。そこで、その“初心”を大切にしてほしいと思い、①のことを述べた。

②の「思いやり」で述べたのは、人への思いやりばかりではない。もちろんそれは非常に大切なのだが、それに加えて、動植物にも思いやりを持ってほしいということを強調した。キャンパス内には、数は少ないとはいえ、自然の動物の姿も見られる。たとえば夏にはアリがゾロゾロと歩いている姿を毎日見ることができるのである。そのアリさんたちを、できるだけ踏んづけずに歩くことも、「思いやり」の一つだろう。さらには、キャンパス内には植物も植えられているから、その植物たちにも思いやりの心を持ってほしいのである。そうすれば、ゴミのポイ捨てをたとえば芝生の上で行うといったことも、少なくなっていくのではないだろうか。

③に込めたメッセージは、ある意味では、新入生に対してというよりは、われわれ教職員に向けてのものだったのかもしれない。というのも、学生に(迎合するというのでは決してないが)満足してもらえるようなキャンパスにしていく(あるいはそうあり続けていく)ためには、学生諸君からの声に、謙虚に耳を傾ける姿勢を保持していくことが要求されるからである。何かちょっとしたことで、「なぜ?」という疑問・不満を持つことがもしもあった場合、それをいい意味で気軽に言ってもらえるような雰囲気をわれわれ教職員が持っていなければ、小さな不満が少しずつ溜まって、いつしか大きなものとなってしまうことだろう。大切なのは、日々の小さな改善を、われわれ教職員が積み重ねていくことなのである。

新入生セミナーを終えて、いよいよ新学期が本格的にスタートする。心を新たにして、明日からの日々の仕事に取り組んでいきたいと思う。

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コメント

山中先生へ

キャンパスを最低限に清潔に、動植物も出来る限り大事にするのは僕も必要なことだと思います。

僕が教育学の先生の授業で勉強していた時、先生は当時発行していたアエラを取り出して、今全国のキャンパスが荒れているという話をしてくださいました。アエラで取り上げられているのは東京大学でキャンパスはゴミで一杯で野良犬とか野良猫とかニワトリとか俳諧しているところを写真で掲載している記事を見せてくださったことがあります。

僕はその時はキャンパスの荒れた状況よりも「どうしてキャンパスにニワトリがうろついているのだろう・・・」ということばかり気になっていましたが。英知はキャンパスの状況はまあまあですが、学生は清掃員の人たちや売店の販売員と結構仲がよかったです。それはいいことだと思っていました。

投稿: スメルジャコフ | 2007年4月 8日 (日) 22時06分

スメルジャコフさん、

いつもコメントをありがとうございます。

> 英知はキャンパスの状況はまあまあですが、学生は清掃員の人たちや売店の販売員と結構仲がよかったです。それはいいことだと思っていました。

それはいいことですね。私もできるだけ、普段からキャンパス内のゴミを拾ったり、清掃員の方に出会ったときにはお礼と挨拶を言うようにしています。

投稿: 山中 | 2007年4月13日 (金) 12時46分

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