« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月28日 (金)

体力回復をめざして

ここのところ本ブログ更新が進んでいないが、それは最近の小生の体力低下のためである。この8~9月は、歩くことさえ不足しがちであった。いつもなら湧いてくる元気や底力が、ここ数ヵ月は尽きてしまっていた。

その原因は何かと考えてみるに、それはやはり3ヶ月前の母の急逝の影響だったように思う(本ブログ6月16日の記事を参照)。

とはいえ、必要に応じて気持ちをできるだけ高めてはきた。とりわけ、6月末と今月中旬には、東京法哲学研究会とイギリス理想主義研究会での研究報告があったため、それに臨むにあたっては、いつもどおり、自分なりに最善の準備を進めてきたし、幸い、それなりに好評だった。

しかし、いつもと違っていたのは、そうした「いざという機会」を済ませた後になると、また何となく心身ともに少々重くなってしまうことだった。母の死は予期せぬ突然の出来事だっただけに、心をしっかりと保っているつもりでも、現実にはそうではなかったようである。

とはいえ、いつまでもこれを引きずっているわけにはいかない。今月17日には百ヶ日法要と納骨を済ませ、一連の法要行事にひと区切りがついた。喪中ハガキの注文も今日済ませてきた。来月1日からはいよいよ秋学期の授業期間がスタートする。来年3月末締切の仕事(論文執筆と翻訳の仕事)もある。まだ日中は信じられないぐらい暑い日々が続いてきたが、それもじきに収まってくることだろう。何事もまずは健康第一である。気持ちを切り替えて、心身ともにリフレッシュし、体力回復に努めたいと思う。

| | コメント (0)

2007年9月22日 (土)

取り越し苦労は百害あって一利なし

最近、更新が滞ってしまっていたが、その間、10月からの授業開始に備えて、その準備に取り組んでいた。国際政治論のテキストを変更したので、主にその準備に追われている。

そうして準備しようとしていくなかで自分の性格について改めて分かったことは、万全に準備しようとする気持ちのあまりに、ともすると考えすぎてしまうことだ。要するに“取り越し苦労”してしまうのである。元来、慎重派であり、行動する前にいろいろと思考を巡らせるタイプなのだが、それが過ぎてしまうと、精神的なストレスになってしまう。そうして、自分で勝手に疲れてしまうのである。

真面目なのはよいことだが、心の余裕も大切だろう。「案ずるより生むがやすし」という諺もあることだし、取り越し苦労はやはり「百害あって一利なし」なので、これからは何事においても、もう少し楽観的に物事を考えるような人間でありたいと思う。

| | コメント (0)

2007年9月12日 (水)

気候変動と安全保障:英研究所の警告

英国の有力なシンクタンクである国際戦略研究所が、気候変動を安全保障に直結する課題とし、各国に早急な対策を呼びかけた「戦略概観2007」を発表したことを、読売新聞のウェブサイトが伝えていた(「地球温暖化」が紛争の種にも…英研究所が警告、対策訴え)。

地球温暖化については、総合演習や政治学概論などの授業で取り上げているが、学生諸君には、地球温暖化=気候変動問題が、単に環境問題にとどまるものではなく、安全保障問題にも直結する問題であることを知っておいてほしいと思い、ここにお伝えする次第である。私の授業を聞く際の参考にしてもらえれば幸いである。

学生諸君のための追記:上記のリンクのうち、読売新聞のサイトの記事は、更新が日に日に進むにつれ削除される可能性があるが、「戦略概観2007」についてはおそらくその心配はないだろうから、詳しくはそちらを参照されたい(ただし英語であるが)。その英語原文の文書全体は、国際問題研究所の会員でない場合は購入する必要があるようだが、その要約版のファイル(PDFファイル)は、誰でも無料でダウンロードできる。

| | コメント (0)

2007年9月 6日 (木)

カーボン・オフセットとエコファンド

今日の産経新聞朝刊の経済面に、環境省がカーボン・オフセットのガイドラインを年内に作ることを決めたという記事が載っていた。カーボン・オフセット(炭素相殺 carbon offset)というのは、個人や企業が自ら排出したCO2を金銭で相殺できる仕組みのことである。その生産や提供にCO2排出を伴うような商品やサービスを購入する場合、購入者が上乗せ料金を支払うと、その上乗せ料金がCO2の排出抑制や吸収につながる風力発電事業や植林事業に投資されることによって、排出されたCO2が相殺されるというわけである。

これは英国を中心に広がっている取り組みであるが、環境省は日本でも多くの個人や企業の間で関心が高まっていると見て、ガイドラインの作成に着手することにしたのだという。この産経の記事では、本欄でも9月2日に言及したJTB関東による「CO2ゼロ旅行」の販売について紹介するとともに、郵政公社がカーボン・オフセット仕様の平成20年用年賀ハガキの販売を決定したことも報じられていた。

他方、今日のJ-CASTニュースのウェブサイトでは、環境をテーマにした投資信託「エコファンド」がブームになっていることが報じられていた(こちら)。これは、社内の環境対策を積極的に進めたり、世界的な環境保全事業を手がけている企業の株式を運用対象とするものだが、これまで投資に興味のなかった一般人も、このエコファンドの登場により、投資信託を買うようになってきたのだという。

このような動きは基本的には非常に喜ばしいことだと思う。しかしながら、注意も必要だろう。というのも、カーボン・オフセットでは、そもそも本当にCO2が差し引きゼロにされるのか、計算が厳密にされなければならないし、またもしかすると、「どうせ後から相殺されるのだから」という理由から、却ってCO2の安易な排出につながる場合もあるかもしれない(上記の産経の記事でもその恐れが指摘されている)。他方エコファンドを株式市場に提供している企業のなかには、単に環境に優しいというイメージを消費者に植え付けることで、より多くの投資家を惹きつけようとしているだけの企業もあるかもしれないからである。

だからわれわれは、カーボン・オフセットの仕組みに頼りすぎる前に、そもそもCO2の排出自体を減らす努力を同時にしなければならないし、またエコファンドを購入しようとするならば、本当にその企業が本気で環境保全を実践しているかどうかを注意深く見極めなければならないと思われるのである。

それにしても、以上のような動きが出てきたということは、それだけ環境保全に対する一般の人々の関心がわが国でも大いに高まってきたことを意味するだろう。そのような関心の高まりを真の意味での地球温暖化対策へと結びつけるためには、やはり、(所得税の減税とセットにされた)炭素税の導入といった税制改革が必要不可欠だろうと思う。

| | コメント (0)

2007年9月 5日 (水)

アルク「通訳トレーニング入門」を開始

今日からアルク(ALC)の通信講座「通訳トレーニング入門」を始めた。先月下旬に購入しておいたのを、今日から始めることにしたのである。

購入のキッカケは、私の購読している英字新聞『ヘラルド朝日』2007年7月26日の28面に掲載されていた広告に目が止まったことだった。ウェブサイトではこちらに掲載されているが、それによると、たとえ通訳を現実に目指していなくとも、通訳になるためのトレーニング法は、英語力の上達に非常に役立つという。なぜなら、通訳することが前提の場合、聞いた内容を他人に伝えなければならないため、音を必死に捕まえようとする姿勢が養われるからである。それに対して、何となく聞いている場合には、分かったつもりでも、実は多くの情報を聞き落としている。私の英語力の上達にいま必要なのはコレかもしれないと思ったので、熟考した結果、先月下旬に注文したというわけである。

この通信講座「通訳トレーニング入門」の受講料は44,100円だった。開始レベルはTOEIC 550点~、英検2級となっている。私はTOEICをまだ受けたことはないが、ECCでの模擬テストでTOEIC 700点レベルという判定が出ているから、おそらく大丈夫だろうと思う。

実際、第1日目の今日のレッスンは、順調に進めることができた。今のところ、このレッスンは毎晩8時から9時(あるいは10時頃まで)に取り組むことを計画している。標準学習期間は4ヶ月に設定されている。私の英語力が伸びていくことを期待して、明日からも焦らず地道に続けていこうと思う。

| | コメント (0)

2007年9月 2日 (日)

“CO2ゼロ旅行”の動き広がる

Yahoo!ニュースのウェブサイトで、“CO2ゼロ旅行”の動きが広がりつつあることを報じるニュースに出会った。その見出しは、旅行中、自分の出したCO2「責任持ちます」--というものである。

この記事によると、それは今年の4月よりJTB関東が開始したサービスで、通常の旅行代金に加えて、太陽光や風力で発電された自然エネルギーを購入することで、旅行中に自分の出したCO2を相殺する仕組みである。反響はなかなか大きく、4月の販売開始からすでに3000人以上がこの仕組みを利用したのだという。

こういう動きが出てきたのは、非常に喜ばしいことだ。私もこれから旅行の予約をするときには、この“CO2ゼロ旅行”を利用しようと思う。

| | コメント (0)

2007年9月 1日 (土)

環境共生住宅を目指して

環境共生住宅について、ちょっとした合間を見つけつつ、今日から地道に勉強し始めることにした。というのも、私と妻の夢のひとつは、環境と共生できるマイホームを建てることだからである。資金繰り等について目処が立っているわけでは全くないが、それも含めて一からジックリ勉強し、基本的な知識を蓄えていこうと考えたのである。

住宅購入という買い物には、よほどの慎重さが要求されると思う。というのも、ものすごく高価な買い物だからというだけではなく、購入者側に専門知識が欠けているために、ともすると業者側に主導権を握られかねないからである。悪徳業者も少なくないと聞くから、業者の選定にも慎重を期さねばなるまい。

その勉強の手始めにGoogleで「環境共生住宅」を検索してみると、環境共生住宅推進協議会というものがあることを知った。そのホームページを少し読んでみたが、なかなか面白そうである。

また、奈良県のホームページにも、「なら住まいるカルテ」と題したコーナーがあることも分かった。さきほど「購入者側に専門知識が欠けている」と述べたが、こういう状態を是正するために情報提供することは、中央・地方政府の大切な役割のひとつである。私の住んでいるのは奈良県なので、その情報提供を受けるため、上記のコーナーを訪れたというわけである。

こういうことはもちろん、一朝一夕にはいかない。普段の仕事があるので、マイホーム作りの勉強ばかりに専念するわけにもいかない。しかしながら、合間を見て少しずつ勉強し、それを積み重ねていけば、いずれはかなりの知識を蓄えることができるだろう。しかもそれが環境共生住宅を目指すとなれば、夢も大きく膨らむというものだ。あせらずジックリ、進んで行きたいと思う。

| | コメント (0)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »