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2009年3月 4日 (水)

取り急ぎ、近況報告

前回の更新以来、何をしていたかというと--

①卒業研究の口頭試問(2/16~17)&そのための準備

②学友会のリーダーズ研修会(2/18~19)

③ハイエクの資本主義観に関して、最近の日本政治の状況も踏まえつつ、5500字程度で書くことを依頼された小論の執筆--2/17締切。締切の1日前に提出できたが、そこに至るまでに案外時間がかかった。

④2/25には名張市民向けの講義--日本の福祉政治はなぜ行き詰っているのか?というテーマで、宮本太郎『福祉政治』有斐閣の内容紹介という形で講義した。

⑤そして現在は、実は明後日より、中国社会科学院日本研究所の社会文化研究室と皇學館大学社会福祉学部との学術交流に伴う訪中団の一員として、来週月曜日まで北京に行くので、その報告準備…などなどであった。

この訪中時の報告では「(東)アジア福祉モデル」について論じることが要請されているので、一から勉強しなおさなければならなかったが、おかげでよい勉強になった。

ちなみに、この報告レジュメ作成に当たっての参考文献は、以下のとおり:

【参考文献】(報告での引用順)
[新川・井戸・宮本・眞柄 2004]新川敏光・井戸正伸・宮本太郎・眞柄秀子(2004)『比較政治経済学』(有斐閣)

[White & Goodman 1998]Gordon White and Roger Goodman “Welfare Orientalism and the search for an East Asian welfare model”, in R. Goodman, G. White and Huck-ju Kwon (1998) The East Asian Welfare Model: Welfare Orientalism and the State (Routledge)

[澤田 2004]澤田ゆかり「報告――計画経済期のツケ払いと市場化への対応」大沢真理編著(2004)『講座・福祉国家のゆくえ第4巻 アジア諸国の福祉戦略』(ミネルヴァ書房)298-309頁

[宮本 2003]宮本太郎「福祉レジーム論の展開と課題――エスピン・アンデルセンを越えて?――」埋橋孝文編著(2003)『講座・福祉国家のゆくえ第2巻 比較のなかの福祉国家』(ミネルヴァ書房)第1章

[宮本 2008]宮本太郎(2008)『福祉政治――日本の生活保障とデモクラシー』(有斐閣)

報告時間は20分間に過ぎないのだが、密度を濃くするためには、やはり勉強しておかねばならないと思い、ありうる質問にも備えるため、上記以外の文献を、現在も読書中である。

以上の5つの仕事に追われていたため、ハイエク監訳は、またもや、しばらく手つかず状態となってしまったが、前回ここに書いた「出来たことを数えて前進する」という方針は堅持している。その代りに、他の仕事はこなせているからだ。

とはいえ、疲れがたまったときもあり、そのときには休養するしかなかったが、その休養も、「何もできなかった1日だった」と以前までは考えていたのを改めて、「今日は1日ゆっくり休養できたので、明日からはまた元気に仕事ができる」と考えるようにしている。

そんなわけで、休養も挟みつつ、他の仕事は無事にこなせてきたのだが、監訳はずっとずっと以前から抱えている仕事なので、中国から帰ってきたら、またその仕事に立ち戻らなければと思っている。

以上、取り急ぎ、近況報告まで…。

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