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2009年5月 5日 (火)

パワーポイントで授業の心理的負担感を軽減

いつの間にかもう5月5日だが、いま振り返ってみると、先月すなわち新年度が始まってからの1ヶ月は、その最初の1週間が新入生へのガイダンス、その後の3週間はひたすら授業に明け暮れる日々だった。今年度からは、非常勤の授業として関西大学法学部で政治思想史も教えることになり(毎週木曜日2コマ16:20~19:30)、その準備も加わったからである。

今年度の春学期も、その関大での非常勤も入れると、昨年度とほぼ同様のコマ数の授業担当である。すなわち、週平均10コマの授業--隔週で11コマと9コマ--を担当しているので、なかなか忙しい。特に月曜日は、朝7時半に家を出て、まず午前中に2コマの授業を名張で行なった後、すぐに伊勢へ移動してさらに2コマの授業を行ない、帰宅するのは午後8時半頃となるので、非常に慌ただしい。しかも翌日の火曜日には、また1時間目に授業があるので、月曜日は帰宅後もテキパキ行動して、10時までには就寝できるようにしなければならない。

このように今年度も昨年度と同様に--ちなみに昨年度は私の大学人生で最も多忙だった年である--担当授業がかなり多いのだが、授業をこなしていくにあたっての心理的負担感は、実は今年度が最も軽いものであるように思う。その大きな原因は、授業の方法を今年度から完全に切り替え、すべての授業でパワーポイントを使うことにしたからである。

昨年度も実は最初のうちはそうしていたのだが、6月頃からは、やはり従来通り、もっぱら黒板を使った授業に戻っていた。そのやり方にこれまでずっと慣れ親しんできたからである。しかし、今年度の月曜日のように非常に慌ただしい時間割となると、授業中の板書に必要な労力にはとても堪えられないと思ったので、パソコンでパワーポイントのスライドを映しての授業に完全に切り替えることにしたのである。

その場合、たしかに事前の準備には、以前よりもかなり多くの労力が必要となる。しかし、スライドファイルを作ってしまえば、授業本番の間は、心理的に非常に楽なのである。そのことには今さらながら非常に驚いた。事前に作っておいたスライドを順番に映していけばそれでいいし、アニメーションをちょっと工夫すれば、黒板よりも訴求力が格段に向上するので、学生の受けもよい。

そんなわけで、たしかに今年度の授業スケジュールは、特に月曜日のそれは、今まで経験したことのない慌ただしさだったのだが、そのおかげで、授業方式をパワーポイントを使ったものに完全に切り替えることができた。その意味で、今年度の授業スケジュールに感謝している次第である。

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