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2010年2月25日 (木)

「アフルエンザ」の授業改善に向けて

しばらく本ブログの更新が滞ってしまったが、その間に、今年度の試験にかかわるすべての採点はすでに終えたので、これからいよいよ、来年度の授業に向けた準備を本格的に行なっていくことになるが、大きな課題となっているのは、「アフルエンザ」をテーマとした授業である。

アフルエンザ(Affluenza)というのは、Affluence(豊かさ)+Influenza(インフルエンザ,流行性感冒)とを合わせた造語だが、それをテーマとした授業では、テキストとして、邦訳版『消費伝染病「アフルエンザ」:なぜそんなに「物」を買うのか』(日本教文社)を使ってきた。来年度もそれを使うことにしている。

幸い、これまでおおむね受講者には好評だったのだが、今年度は、昨年度までとは違い、必ずしも大半の受講生の関心を惹きつけられたわけではなかったので、来年度に向けては、もっと改善したいと思っている。

アフルエンザをテーマとしたテレビ番組を放送したアメリカPBSにその番組サイトがあるのは以前から知っていたが、このサイトを活用することまでは考えていなかった。しかし、改めて読んでみると、授業にも使えそうなコンテンツがたくさんあった(もちろん、その英語版の教材を英語のままで使うことは、受講生諸君にはおそらく酷だろうから、使うとしたら、私が日本語に訳しておかねばならないが)。

また、その番組のDVDあるいはVHSも、Bullfrog Filmsというところから、そのホームビデオ版が30ドル弱で購入できることも知った。そのDVDを買おうかと思ったのだが、規格の違いで日本では再生できないかもしれないという懸念が一瞬頭をよぎったので、先方に問い合わせのメールを送っておいた。いまは、その返事待ちである。

その番組は第1回とその続編の第2回があったようだが、調べてみると、その第1回の方は、なんと無料で、1時間弱のその動画を全部見ることのできるサイトもあった(こちら)。見てみると、やはり非常にinterestingな番組である。とはいえ、インターネット環境の整った教室で授業を行えるとは限らないし、著作権の問題もあるので、規格の違いの問題がなければ、そのDVDを購入して、私が日本語で解説しながら、授業で上映したいと今のところ考えている。

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2010年2月13日 (土)

ただいま採点中

数日前から進めてきた関西大学での政治思想史2(現代)筆記試験の採点作業を、さきほど終えることができた(答案数120)。

皇學館大学・名張学舎での筆記試験やレポート試験の採点はすでに終えているので、あと残されているのは、大阪市立大学の政治学筆記試験(答案数61)と、皇學館大学・伊勢学舎の総合演習レポート試験(提出者19名)の採点作業である。

その採点の際には、昨年8月14日の記事にも書いたように、「1,2,3-休み-1,2,3-休み」というリズムで行うと、心理的な負担感が減り、かなりスムーズに進めることができた。

明日も一日、この調子で採点作業に取り組みたい。

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2010年2月 9日 (火)

来年度の授業に備えて(3)

伊勢と名張の両学舎で開かれている教職課程の「総合演習」では、毎年、地球温暖化=気候変動問題をテーマとしている。来年度もそのテーマで行うが、授業内容には少し変更を加えることにした。

これまではテキストを2冊用いていた。①デイブ・レイ『異常気象は家庭から始まる』(日本教文社)、②石弘光『環境税とは何か』(岩波新書)の2冊である。①で個人としての自主的な取り組みを、②で政策の問題を取り上げてきた。

しかし、今回、①を改めて綿密に読み直してみると、①のみを用いても、排出権取引や環境税といった政策の問題を扱えることがわかった。他方、②はロングセラーの名著なのでこれまでずっと使用してきたが、税制上の専門的でかなり高度な議論も多いので、②からは、「なぜ環境税が必要とされるのか」という初歩的・基本的な説明の部分しか、授業では取り上げることができなかった。

そこで来年度は①のみを用いることに決め、これまでよりも①をもっと詳しく取り上げることにした。他方、これまで②を使って説明してきた点、すなわち「そもそもなぜ環境税が必要なのか」という点については、自宅で録画してあるNHKスペシャル(たとえば日本とドイツの環境政策のちがいを浮き彫りにしたドキュメンタリー「低炭素社会に踏み出せるか」など)をDVDで上映することによって、環境税の必要性についての説明を補うことにしたのである。

この総合演習は、伊勢では15回の授業だが、名張では30回である。そこで名張では、駅前にある住宅公園を訪れて、環境に優しい家造りの取り組みについて、各ハウスメーカーの説明を聞きに行ったり、電化製品の省エネ技術の発達ぶりを知るために、これも駅から近い家電量販店を訪れたり、といった「実習・見学」的な要素も盛り込むことにした。

もう一つ、来年度に新しく取り入れようと考えているのは、本ブログで今年の1月13日の記事でも言及したが、「温暖化はウソ」という議論に対する科学者からの反論を取り上げることである。これによって、依然として存在している温暖化否定論によって受講生たちが惑わされないよう、導きたいと思っている。

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2010年2月 4日 (木)

来年度の授業に備えて(2)

2月に入ってからまた少し体調を崩してしまった(というよりも、1月末の体調不良がまだ完治していなかった)のだが、今日の夕方にようやく再始動した。とりかかったのは、来年度のシラバス作成である。

1月26日にも書いたように、今回から、非常に詳しく作成しなければならなくなったため、それがかなり心に重くのしかかっていたのだが、何はともあれ作り始めてみた。

とくに、30回にわたる授業内容を、各回ごとに、あらかじめ詳細に計画しておかねばならないのが、かなり大きな心理的負担となっていたが、あらかじめこんなふうに作ってしまっておけば、授業自体は楽に進められるはずなので、それを励みにしているところである。

今日、学務課からメールで連絡があり、シラバス入力期間は、今日でいったん締め切ったとのことであった。残された時間的猶予は、2/19(土)までの入力訂正期間である。

筆記試験やレポート答案の採点作業も進めなければならないが、幸い、体は徐々に元気になってきたので、明日からまた精力的に進めていきたい。

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