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2011年8月28日 (日)

試験の採点で体験した新たな心境

去る8月25日に、本務校の皇學館大学と非常勤先の関西大学における試験答案の採点を、追試験答案も含めて、ようやく全て終えることができた。8月に入ってからは、お盆休みを除けば、採点に明け暮れる日々だった。この春学期の担当科目をすべて合わせると、500枚以上の答案を採点したと思う。

実はその採点の最中に、今年はちょっとした新たな心境を体験した。

一生懸命に採点するのは例年のことだったが、昨年度までは、義務感ばかりが強すぎたためか、正直言って、かなり苦痛な作業だと感じていた。苦痛とはいえ、非常に重要な仕事なので、その義務感だけで何とか乗り切ってきたように思う。

ところがこの夏は、そのような冷たい義務感ではなく、温かな心で採点に取り組むことができるようになった。1枚1枚に集中しつつ、時間を忘れて、穏やかな心で採点に集中することができるようになったのである。

そのきっかけは、誠に意外なものだった。そうした心境に達することができたのは、小学校2年生の娘がその友達二人と我が家で遊んでいたとき、私がその三人の遊び相手をしてやった日の夜のことだったのである。

その日の昼は、我が家の庭に家庭用のプールをセットし、そのプールで遊んだのだが、元来、子どもと遊ぶのが好きであり、得意でもある私は、久しぶりに童心にかえり、その子供たち三人と思いっきりはしゃいだ。子供たちに楽しんでもらう一心だった私は、ボールをぶつけられたり、水をかけられたりして、子どもたちが喜べるよう、「やられ役」に徹したのだった。

そうして、その日の夜に採点を再開した時、上記のような心境の変化を感じたのである。そのことに気付いた時は、我ながら非常に驚いた。そして、「どうしてだろう?」と考え始めたのである。

そのときに思い浮かんだのが、子どもたちの遊び相手になってあげたときの心境だった。その時の心の状態は、非常に穏やかで温かいものになっていた。その穏やかで温かい感情をもったまま採点を再開したために、苦痛を感じることなく、柔らかい心で、採点の仕事に取り組めるようになったのである。

このような新たな心境に到達できたことは、誠に有難いことだった。これからも家族や子どもたちへの温かい愛の心を大切にしつつ、穏やかな心で仕事に取り組んでいきたいと思っている。

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